八ヶ岳山麓スーパートレイル

2018.07.23~27

シルバーカレッジ3年生最後の1年間は、これまで学習してきた専攻分野に沿った学習テーマを決め、
そのテーマに賛同する有志数名でグループを組んでの学習活動です。

来年3月の発表会に向けた学習活動として、資料集めや纏めの中でグループ討議、必要に応じ現地体験調査や
関係官庁へ訪問してのヒヤリングなどしています。

私達のグループ男性4人女性3人の学習テーマは健康寿命促進を目的とした『〇〇山とヘルス〇〇〇〇〇』で、
既に六甲山や京都トレイルや関係官庁も含め数回のフィールドワークをしています。

今回体験ルートに選んだ『八ヶ岳山麓スーパートレイル』は、八ヶ岳ぐるっと一周200kmのほんの一部を
2泊3日で歩こうというもの。

本当ならもっと涼しくなった秋ごろに歩きたいところだが、グループ学習の年間スケジュール的には
この時期に実施するしかない。


7/23
まずは大阪梅田から茅野行きの高速バスに乗車、着けばこの日は駅前ホテルに泊まるだけの予定が
途中事故渋滞に嵌り、2時間遅れでホテルに入ったのは日にちが変わってから。
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7/24
翌日は茅野駅前からバスで蓼科湖へ、ここ何年か信州林道ツーリングのベースとしたこの場所に、
まさか歩きを目的として来るとは思いもよらなかった場所。
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この日の八ヶ岳は雲に隠れることなく連峰全体を仰ぎ見ながらの歩行で、炎天下でも幾分かは癒される。
予定した蕎麦屋が休みだったりミスコースも重なっての遅い昼食、レストランのオープンデッキから
八ヶ岳のロケーションもよく料理も美味しくてちょっと長い休憩になってしまった。
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尖石(とがりいし)考古館を見学。
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国宝級の出土品やスライドと展示に目から鱗の知識も得た。
ツーリングの際には素通りしてたところで貴重な体験。


竜神池から森林帯を登り、やっと今日の宿に到着。
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敷地内に露天風呂もあるが蚊に食われそうな茂みの中。
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内風呂も雰囲気ある温泉、露天は止めて内風呂にした。


さて、ここは本来は断食道場とのことで食事がない。


事前に予約していた、歩いて1kmほどのレストラン『歩庵』へ。
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美味しい料理にお喋りも弾み、店を出たらすっかり日も暮れてスマホの灯り頼りに宿まで帰った。
この日の宿泊は我々だけ。

  今日の歩行距離:9.5km  所要時間:5時間 


7/25
この施設、建屋も大きくて立派、館内の調度品も立派なものばかり、一人一部屋も広くて立派なもの。
目覚めての部屋の窓から。
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地図読みでショートカットしたら、板の抜けそうな橋渡り。
そりゃそうだ入口には落石等通行止めの看板があったわ。
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ルート中にこのトレイルに関する道標など一切なく、持参の国土地理院1/25,000地図を読みながらの
ルートファインディングが必要。
更に本来進むべき道はフェンスで閉鎖され、延々とフェンス沿いの迂回も長~い直線の炎天下は辛い。
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このように要所要所で事前の調査内容と現状の違いに出くわし、その都度の判断も必要。


この日朝からコンビニはおろか自動販売機すら見ることなく、吸水飲料も切れるころ
やっと昼食予定場所の『八ヶ岳自然文化園』に到着、
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今日ここまでの歩行距離は12.8km、炎天下で殆ど緩い登り勾配だったこともあり、
今日の全工程踏破に多少不安な2名は、ここから今日の宿までバス利用とした。

男性4名女性1名で再スタート。
鉢巻道路に沿った側道にウッドチップを敷き詰めた遊歩道は気持ちよくて有難い。
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竹田信玄が永禄2年(1559年)に建立したと伝えられる高栄寺にもお参り。
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途中で別荘地へと迷い込み、少々の遠回りで本ルートの鉢巻道路に復帰。
鉢巻道路を暫く歩くと、武田信玄が軍用道路として開いたとされる棒道が見えてきた。
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棒道が見えだして直ぐに今日の宿、ペンション『ベル』に到着した。
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今日の歩行距離:23km  所要時間:8時間15分


7/26
スーパートレイル最終日、信玄棒道で甲斐小泉まで歩いて今回の我々のトレイルは終了。
あとはJRで茅野へ移動して、既にアポをとっている『八ヶ岳山麓スーパートレイル』の
発起団体である『NPO法人八ヶ岳スーパートレイルクラブ(茅野商工会議所)』を
訪問していろいろとお話を聞く予定。


昨日の宿『ベル』の前の道(ペンション村のメイン通り)がまさに信玄棒道であり、
その道を進む。
ペンション村を抜けると気持ちの良い自然歩道となる。
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天然林の中につづくトレイルは徐々に鉢巻道路を離れ、
更に天然林の様相を深くする癒しの道。
その道の片側半分にはウッドチップを敷き詰めた馬の散歩道もつづき
蹄鉄の痕は周囲のウッズにも及んでいる。
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林間に祀られた千手観音の番号を追いつつ進む。
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こんな頭蓋骨も・・・鹿?・・・馬?かな?
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綺麗な冷たい水の流れでタオルを濡らして、顔や首筋を冷やしたり。
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甲斐小泉の町はずれまで下りてきた。
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戦国時代に三方の村に等しく農業用水を分けるようにされた三分一湧水(日本名水百選)
を見学してもうひと頑張り登り返せばJR甲斐小泉駅。
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今日の歩行距離:8km  所要時間:2時間30分


茅野へ移動。
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事前に訪問願いし、凡その到着時間と想定される質問内容を連絡してはいたが、
玄関での出迎えから会館の本日の予定欄にまで我々の訪問が明記され、立派な部屋まで
準備され、通常はここに居られない理事長まで同席していただいたのには真に恐縮至極な思いでした。
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いろんな話をお聞きし、今回我々が体験した上でのコメントもお伝えするなど、
非常に有意義な時間を頂きました。

さあ、ほぼ今回のフィールドワークの目的は終了。

明朝大阪着の高速バスに乗るのは夜のため、余った時間はロープウェーで横岳に登ります。
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ここ数年通いなれた茅野市郊外や八ヶ岳山麓、見慣れたあの地この地の見るもの聞こえるものなど、
バイクとは違う触れ合う時間の流れや、二日目の一日中仰ぎ見た赤岳西壁や阿弥陀岳北西稜にはもう
到底攀じることなどできない冬の登攀の思い出など、ウキウキワクワク胸が熱くなるのを覚え、
私の衰えた五感も少しは・・いや一時的にも大いに甦った気がした3日間でした。











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by bmw-nl-60 | 2018-08-15 17:36 | 歩行 | Comments(0)
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