お遍路はじめ

私にとってお遍路が身近なものとなったのは、家内が職場の同僚3,4人で、1993年から3年ほどを何度も四国往復を繰り返して成し遂げた四国八十八箇所へのお参りでした。

自転車と共にフェリーに乗船して神戸深江から四国へ渡り、旅館や宿坊泊まりでの自転車遍路が主な形式で、四国西部の遠方へは1Boxカーでフェリーに乗船して四国へ渡り、オートキャンプしてのお遍路だったり、ある時は途中で自転車までデポし交通機関を一部利用してのお参りだったりもしていました。

夏の炎天下のお遍路話しや、急な積雪に坂道で自転車のブレーキが効かず恐い思いをした、極寒のお遍路話しなど、辛そうな・・・楽しそうな・・・話しを聞いては『じゃぁ、俺も・・・』と思いますが、四国八十八箇所となればそれなりの計画と覚悟も要ります。
そんな時知ったのが西国三十三箇所参りでした。

西国三十三箇所を侮った訳ではなく、単純に八十八と三十三の比較、そして西国三十三箇所は近畿圏であり、暇を見つけてはお参りに行ける距離感がその気にさせてくれました。

西国札所の番外ではありますが、神戸近郊三田の奥にある花山院へまず最初にお参りした時、看板に書かれたことを読んで勉強させられたことがあります。
それはお参りの都度納経所でいただく納経印は、正にお経をお納めした印しにいただくご朱印であり、三十三箇寺或いは八十八箇寺の、ご朱印収集目的が如き風潮を戒めたものでありました。

以後私がお参りに際し最低限実行していることは、納経、即ち般若心経を自身で写経したものをお納めすることであり、『次は〇〇寺と〇〇寺と〇〇寺へお参りするから3枚写経しておかないと』といった具合の、私のお参りです。
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(仏前でお経を唱えるのも納経との説もあります)

罰当たりなことに、趣味のアウトドアーな楽しみも兼ねたお参りの方法で、家内も愛犬ロビンも同行して、最寄の道の駅で車中泊のキャンプが主たるお参りの手段でした。

道の駅にて
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雪の壺阪寺にて
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(最近はどこのお寺にもペット同行を禁じた注意書きが掲げられています。このころ私達も気にしつつ同行していましたが、注意書きも注意されたこともなく、むしろロビンの首にかけたお数珠を褒めていただいたことがあります)


2001年から始めた西国三十三箇所巡拝も、2004年1月24日琵琶湖に浮かぶ竹生島の三十番宝厳寺へのお参り
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そして翌日25日に岐阜県谷汲山の三十三番華厳寺へのお参りで結願しました。
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三十三箇寺のご朱印をいただいた白衣(笈摺)
多分私の死出の衣装になるでしょう。
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納経帳にもご朱印をいただきました。
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長々とお遍路はじめを綴ったのも、私いよいよとある思いがあって、四国八十八箇所巡拝の旅を始めました。

昨日2010年10月2日一番札所霊山寺から十番札所切幡寺までお参りしてまいりました。
とある思いも含め次の日記に記し、四国八十八箇所結願までを新設したカテゴリー『遍路みち』で綴ってまいります。
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by bmw-nl-60 | 2010-10-03 19:50 | Comments(2)
Commented by おね at 2010-10-20 01:47 x
10番札所切幡寺の参道の前にある細い県道を西へ行くと徳島の我が家に着きます。
お彼岸の中日には切幡寺にお参りするのが恒例でした。
四国に帰るとたくさんのお遍路さんを見かけます。
それぞれがそれぞれの思いを胸に持って巡っているのですよね。
これからは遍路転がしの難所も待っていますが、無事に結願の日を迎えられますよーに応援してますね
Commented by bmw-nl-60 at 2010-10-20 23:25
おねさん
この日切幡寺を最後に県道12号で帰途につきましたが、徳島のお家はきっとこの辺なんだろうなって思いながら走ってました。

実は翌週にも出かけ十七番井戸寺までお参りしました。

>遍路転がし・・・・
焼山寺ですね。
荘厳で立派なお寺でした。
今度は下から遍路道を歩いてでもお参りしたくなるお山でした。
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