農村歌舞伎

2016.10.16

江戸時代より農民の娯楽として行われている農村歌舞伎や人形浄瑠璃を催すための農村舞台は、北は北海道から中国四国地方までに今も存在するが、西日本の特に兵庫県で発達した歴史が示すように現存する農村舞台の10%が兵庫県内に存在するそうです。

特に私の住む北神戸(旧・山田町を中心に)には15の農村舞台があり、この地域で特に盛んであったと推測される天彦根神社境内の下谷上農村歌舞伎舞台(天保11年・1840年建立)でこの日上演会があり、同じく郷土歴史とかに興味を持つシルバーカレッジのクラスメイトと二人でカメラを持って出かけました。

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下谷上農村舞台には全国的にみても珍しい舞台機構があり、ここ以外では見られない装置が現存しているそうです。

その一部、舞台には「回り舞台」。
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その一部、花道が反転して反り橋が現れる「裏返し機構」。
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その他、多彩な機能も有しているそうです。
以上のような農村舞台の説明や当地丹生山田文化に詳しい先生のお話も聞けました。

今日の演目の一つ目は『三人吉三廓初買』、演者の多くは小学生ですが小学生とは思えない演技で観客を魅了します。

花道控えで出番を待っています。
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熱演。
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二つ目の演目は『一谷嫩軍記 熊谷陣屋の場』・・・・
いちのたにと、くまがいじんやのばは読めますが、?ぐんきと読むんでしょう?

ストーリーは義経の首実検に備え、熊谷次郎直実が平敦盛の首と称し我が子を犠牲にする武士の建前と親子の情愛の間で苦しむ場面・・・・概ね理解して見れました。
戴いた資料で理解したのですが・・・・

こちらは大人ばかりの熱演です。
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我が子の首を抱きおよよと泣き崩れる熊谷の妻、クライマックスです。
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大見得!
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場面場面の良いタイミングで観客の掛け声や、舞台目がけておひねりもいっぱい飛びます。
結構暑い日で、重いカメラやレンズ持って動き回り汗かきましたが、我が街近隣の郷土歴史に触れる3時間半の楽しい一日でした。
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by bmw-nl-60 | 2016-10-24 00:56 | もろもろ | Comments(0)